「エロ系ライター」安田理央 Presents
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セクシーフィギュアの危険な世界

 今回はセクシーフィギュアっす。ま、エッチな女の子のプラモデルだと思って下さ い。ちょっと前にTフロント女子高生のフィギュアとか話題になったでしょ。アレで すアレ。実際にはアニメのキャラを立体に起こしたようなものが主流。最近ではその セクシーフィギュアの写真集まで続々と発売されているんです。その美少女フィギュ ア写真集『フィギュアマニアックス』を出版したコアマガジンの河村親弘さんにセク シーフィギュアの素晴らしくも複雑怪奇な世界を聞きました。

安田理央(以下R)「この手のセクシーフィギュアっていつ頃から出てきたん ですか?」

河村親弘(以下K)「美少女キャラクターのフィギュア自体は、ずいぶん前か らありましたよ。ラムちゃんとかそういうの。80年代後半くらいかな。でもモロなセ クシーフィギュアってのはウチの『メガストア』が創刊してからじゃないかな。当初 はエロ本的な作りを狙っていたから、特にエッチなフィギュアばかりを取り上げてい たんですよ、だから読者もフィギュアってこういうものだって誤解させちゃったかも しれない」

「こういうのって買っても、作るのが大変なんですよね」

「ええ。ガレージキットってのはパーツがゴロンと入っているだけですから 。これを自分で削ったりパテで隙間を埋めたりして組み立てて、それから塗装するん です。この塗装が難しくてねー。特に顔の彩色は素人にはとても出来ませんね。人形 は顔が命ですから」

「じゃあ、よっぽどの模型マニアの人じゃないと買ってもダメなんですか? 」

「だから完成品を売っているところもあるんですよ。あとオーダーとか。そ の手のプロに組立を任せるんですよ。色の指定はもちろん、もっとオッパイを大きく してくれとか太股をむっちりさせてくれとか、そういうオーダーもできるんですよ。 料金は何万円って高いですけどね」

「まぁ、十万円もらっても、僕には作れそうにないですけどね。あと素朴な 疑問として、ああいうのって買って作って、それでどうするんですか?」

「やっぱ抜くんでしょ。フィギュアの魅力は色々な角度から見れることだと 思うんですよ。で、下の方から覗いて『丸見えだぞ、どうだ恥ずかしいかぁ』とかい いながら楽しむ。絶対セリフいいながら一人芝居はやってると思いますよ。でも触る と固くて白けちゃうから、直接には触らずに筆先でくすぐったりしてね。『ほーら、 感じるかぁ』とかいって」

「・・・・結構コワイ世界ですね。そうなると、過激なポーズのものの方が 売れるんですか? 大股開きとかの」

「売れるって話だったら、やっぱりキャラクターの方が重要ですね。昔は服 を着ているキャラのフィギュアを削ってヌードにしたりしたもんですよ。それぐらい の加工なら、たいして技術のない人でもできるから」

「セー○ームーンとかの人気キャラのセクシーフィギュアって、やっぱり出 せないんですか?」

「最近は版権問題が厳しくなってますからね。でもね、その手のイベントな んかで売っている奴だと、首だけすげ替えってのがあるんですよ。表だってはオリジ ナルキャラクターのセクシーフィギュアだけど、「某有名キャラクターのすげ替えキ ット付」なんていって売ってる。付属の頭をつければ、セー○ームーンのSMフィギ ュアが完成しちゃうというわけです」

「はー、色々考えてんですね。深いなぁ。フィギュアのみのオリジナルで人 気があるキャラクターってあるんですか?」

「厳密にはオリジナルじゃないんですけど、『メガストア』創刊当初で大人 気だったキャラで詩織ちゃんってのがいますね。『君はキラリ』って写真集で話題に なった諏訪野しおりってロリータアイドルをアニメにデフォルメして、それをフィギ ュア化したんです。顔こそアニメ調ですが体つきなんて、かなりリアルでしたね」

「(フィギュア写真集を見ながら)こういう写真って撮るの大変なんですよ ね」

「ええ、長時間ライト当てていると溶けてきたりしますしね。撮影する時に 一番気をつけているのは角度なんですよ。どんなに上手く作っても、苦手な角度って のが必ずあるんです。この角度から写すとオヤジ顔に見えちゃうとか」

「実物の女の子と同じですね」

「ええ同じなんですよ。だから僕なんか、フィギュアを撮影するときはカメ ラマンが声かけながら撮って欲しいなぁ。『うーん、その表情いいよ、セクシーだね 』なんて(笑)」

「そ、それ、コワイですよ。ところで河村さん自身はフィギュアは好きなん ですか?」

「実は僕は普通の人形の方が好きなんですよ。ジェニーちゃんとかの。手足 が動かないとイヤなんです。ポーズがつけられないから」

「はぁ、ジェニーちゃんですか。着せ替えとかもするんですか?」

「もちろん! 原宿のジェニーハウスとかいってパンツ買ってますよ」

「最近のあの手の人形って、顔が現代風に変わってきてるんですよね」

「ええ、僕も顔にはこだわりますよ。同じジェニーちゃん春バージョンスペ シャルでも、ロットによって顔が違うんですよ。だから何軒も回って顔を見て決めま す。どんな限定版のレアな奴でも、顔が気に入らなかったら絶対に買わないし、気に いったら同じ奴を何体も買いますね。あとタカラのデュエルってのがいいんですよ。 パリコレとかに出てるようなモデルみたいなスーパーリアル人形。上品で気の強そう な顔してるんです。前に『スーパー写真塾』にいた時にデュエルちゃんの特集やった けど全然受けなかったなぁ」

河村親弘
コアマガジンのエロゲー専門誌『メガストア』のフィギュアコーナー担当者。大ヒッ トしたエロゲー「あゆみちゃん物語 実写版」のプロデューサーとしても知られてい る。人形フェチ。


「ナイスマガジン」95年11月号「理央ちゃんのバッチリ丸見え」より。

セクシーフィギュアの、この妖しい色気ってなんなんでしょーね。僕も妙にひかれる ものがあってコワイです。

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