処女とは本当に清純なのか?
この連載の一番最初の回(もう3年も前ですね)で、処女のままでアナルファック専門店で働いていた女の子のことを書いたんですが、その後も何人も処女風俗嬢には会いましたね。意外なくらいに多いんですよ。
前に、某誌の仕事で「処女風俗嬢を探して取材してきて」と言われた時は、そんなの探すの大変だなぁ、なんて思ったのに電話をかけた一軒目であっさり見つかって拍子抜けしたこともありましたっけ。
ついこの間、潜入取材したイメクラの18歳も処女でした。やたらと敏感で濡れまくっているわりに指を入れたら、痛がるんですよ。かなりそっと入れてたんですけど。
で、聞いたらなんと処女とのこと。そのうち「あーん、もっとおまんこ舐めてぇ」なんて言い出すようになり、指入れても痛がらなくなってましたけどね。その子、もしかしたら18歳未満なんじゃないの、と思うような幼い体つきしてましたね。いわゆる処女太りっていう、独特の肉のつきかたなんですよね。あれって、体験しちゃうと痩せるのかなぁ。
そういえば、結構人気のある企画単体系AVギャルのY・Rちゃんも、処女でイメクラに入って、半年くらいそのままで働いてたって言ってましたね。処女のままで、毎日何本ものチンコをくわえる! そう考えると、とてもエロいシチュエーションではあるんですけど、実際はそうでもない。
ちなみに彼女の処女を破ったのは、某風俗ライター(僕じゃないですよ)。取材で仲良くなって、食事に行って、そのままホテルに誘われたとか。でも本当はイヤだったけれど、断るに断れなくてやっちゃったそうです。ああ、そんな簡単に処女を…。
その後はイメクラの客とプレイ中に、つい本番してしまったのが2回目。そして、3回目のセックスはお店の友達に誘われて始めたAVの撮影で、ということになります。
話を聞いていると、彼女にとってセックスって本当にたいした価値のないものなんだなと思いますね。別に処女でも処女じゃなくても、どーでもいいやぁって感じ。ほらね、そう思うと処女のフェラっていっても、それほどエロいイメージじゃなくなったでしょ。
いや、若い世代にとっては処女の意味って、どんどん変わってきているんでしょうね。初物だぁ、なんて喜んでいるのは一部のオヤジだけ、みたいな。
前に処女風俗嬢に取材した時に言われたのは前に処女風俗嬢に取材した時に言われたのが、「別にしてもしなくても、たいしたことじゃないから、してない。だって痛いのイヤだもん」。そう、処女喪失ってのは、もう単に痛いからイヤという意味しかなくなっちゃってるんですね。みんな痛いの嫌いだからなぁ。いや、僕も痛いのヤダけど(笑)。もし処女喪失が痛くないってことになれば、処女率ってグッと減ると思いますよ。初体験年齢もグッと下がりますね、きっと。
まぁ、最近では処女喪失の前にフェラをしちゃう子、多いですよね。フェラは痛くないから(笑)。初体験しようと思ったけれど、痛くて入らなかったから、フェラで我慢してもらったってのはよく聞きます。前述のY・Rちゃんも、高校時代に援助交際でフェラだけはしてたらしいし。
こうなってくると、「処女」の概念自体を考え直さなくちゃいけないような気がするんですよね。だって、風俗で働いて、何十人、何百人の男性と挿入以外の行為はしていても、処女ってのは、いかがなものか、と思いませんか? 男の場合でも、風俗なんかに行ったりすると、アナルファックはしたことあるけど、本番はしたことないから童貞なんてケースが実際にあるわけですよ(某オタク系イメクラの常連客では多いらしいです)。果たしてこ・れを童貞と呼んでよいものか?
ちなみに大辞林第二版では、処女は「〔家に処(い)る女の意〕未婚の女性。男性と交わったことのない女性。きむすめ。おとめ。バージン」と記されていますね。あれ、別に「女性器に男性器を挿入したことの無い女性」なんて表記は無いですね。当たり前ですが。しかし、そうなると処女とは単に「男性と交わったことのない女性」、すなわちこの「交わった」にフェラチオは含まれるのかが解釈の争点となるわけですね。って、一体なんの争点なんだか(笑)。
よく高校生の性意識・性行動の調査の結果とかが発表されてますね。有名なところだと、東京都幼稚園・小・中・高等学校性教育研究会が3年ごとに手がけている調査。今年発表された調査では、高3女子の性交経験率は45.6%とのことですが、これも「フェラのみも性交に含む」という一文つけたら、一気に経験率の数字上がっちゃうかもしれないですね。いや、調査の時に「フェラだけの時はどっちになるの〜?」なんて平然と聞いてそうだな、彼女たち。
いずれにせよ、処女=清純なんて単純な図式は、もう成り立たないわけですよ。なんだか、寂しいぞ。
とはいえ、僕自身は、女の子に「あ、ちょっと痛い」とつぶやかれるだけでチンコがしぼんでしまうフェミニストなので(ちょっと違うか)、処女とは絶対に出来ないでしょうね。ま、幸か不幸かそんな機会にも恵まれたことないんですけどね。
*「投稿キング」(ワイレア出版)03年1月号「理央ちゃんとおしごとガールズ」より。
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