ハメ撮りで勝ったけど、演技力に負けた!?
僕は基本的にはライターですが、ここんとこハメ撮り仕事がメインになりつつあるんですね。以前からAVなんかでも、ちょくちょくハメ撮りさせてもらってたんですけど、どっちかというとデジカメを使った静止画のハメ撮りの方がメイン。それもインタビューとハメ撮り写真を組み合わせたようなスタイルの仕事をよくやってます。
もともと風俗嬢やAVギャルのインタビューが多かったんで、これもその発展形、すなわち究極のインタビューの形ではないかなと考えてるわけですよ。話すだけでは人間はわからない。エッチまでやって、はじめてその子の本質がわかるのではないか! なんて、まぁ、大袈裟なことでもないんですが、とにかくそんなようなコンセプトでハメ撮りをやってるわけですね。
ご存じの通り、ハメ撮りってのは女の子と一対一での撮影。AVなんかだと、事前に面接とかあったりするんですが、雑誌とかネットとかの仕事だと宣材(写真付きプロフィール)を事前に見るくらいで、ぶっつけ本番ってのがほとんど。会ってみたら、イメージと全然違うじゃーん、なんてことも多いんですね。写真と顔が全然違うじゃーんなんてこともあるし(笑)。
僕のハメ撮りの基本は、格好良く言えばドキュメントみたいなもんで、できるだけ女の子の自然な表情、本当にエッチしてる時の表情が撮りたいんです。そうなると、いかに女の子に心を開いてもらうかが勝負なわけです。この子は、どんな女の子なのか、どうすれば心を開いてもらえるかを見極めないといけないんですね。
一対一ってこともあって、この辺は「勝負!」って気分もありますね。その結果、最後までガード固くて「うわぁ、今日は負け戦だったぁ」とトボトボ帰路についたり、逆に「へっへっへっへ、今日は大成功」と顔が自然にニヤついたりもするわけです。
で、どういうのが「勝ち」かといいますと、僕の場合は「お仕事を忘れて」もらえればヨシとします。つまり義務としてのエッチではなく、本当にプライベートでエッチをしているような気持ちになって欲しいんですね。義務でするエッチって、つまんないじゃないですか。第一、そういうエッチじゃ僕が楽しくない(笑)。
前にカンパニー松尾監督が、「成功した撮影ってのは、女の子が生でハメさせてくれた時」って言ってたのも、たぶん同じ理由。基本的に撮影ではゴム着用が条件なんですが、気持ちよくなっちゃって「ああ、もう生でもいいわっ」と思わせたら、それは「仕事」の枠を一歩踏み出せたということなんですね。ま、松尾さんは単に生好きなんで、そういうとこに基準を置いてるんでしょうが、僕はセーフセックス派なもんでねー。ま、女の子の言葉や態度で判断するしかないんです。だから、本当に勝ったかどうかは、意外にわからないんですけどね。
でも心を開いてもらえたがゆえに「負け」てしまう、なんてこともあります。例えば前にAVでハメ撮りしたこともあるロリ系モデルのMちゃん。その時は実にもう好反応でラブラブなムードでの撮影。感度も素晴らしくて最高のエッチが出来たんですよ。撮影終わった後も、一緒に飲みに行ったりして、うーん、こりゃあ「勝った」ぞと思ったわけです。
で、その反応が忘れられずに、別の仕事で今度はデジカメ(つまり静止画)のハメ撮りの撮影を彼女にお願いしたんですね。前半、街頭や食事などのデート風カットを撮影してる時もオフレコなプライベートなこととか、悩みなんかもガンガン話してくれて、正に心を開いてくれてる状態。
「安田さんだから、いうんですけど」
なんて言われるのが嬉しいわけですよ、僕としては。単純ですな。
で、ホテルに入りまして、ラブラブなエッチを撮影しようと思ったわけです。ソファに腰掛けて、抱きしめながらキス、そして愛撫。
ところが、どーも反応が前のビデオを撮ってる時と違う。一生懸命クンニしても、あの派手な喘ぎ声は聞こえてこない…。で、そのうちMちゃんが、いったんですよ。
「安田さんだから、いうんですけど」
実は彼女、本当はあまり仕事では感じないんだと。あの派手な喘ぎっぷりは演技だったのかぁ。だから声は記録されない静止画のハメ撮りだと声が出なかったのね…。
こう告白されてしまうと、本気派の僕としては、もうお手上げ。仕方ないので主義に反して、演技としてのハメ撮りをサクサクと撮っていったのでありました。いや、本気撮影は無理だとわかったら、すぐに方針転換するのもプロの仕事ですからね。演技となると、上手なんだMちゃん。色っぽい表情してますよ。でも、もう僕のチンポは全く元気ナシです。
しかしなぁ、前回のビデオ撮影の時は、本気のエッチを撮れた、会心の出来だ! なんて喜んでいたのに、あれも演技だったとは。女の子の方が一枚も二枚も上手なわけですな。
しかし、それを告白してくれたということは、ある意味では「勝った」わけで…。いやいや、やっぱり夢を見ていた方がシアワセだったかも。
つくづく、女の子ってのは魔性の生き物なのですなぁ。少々場数踏んだからって、わかったふりしてちゃ、いけませんなと改めて自戒。
*「投稿キング」(ワイレア出版)02年4月号「理央ちゃんとおしごとガールズ」より。
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